先日、EPSON EP-302の話をしたので、今回はそれに使用しているインクと用紙、印刷設定について。
といっても目新しいものはなくて、どちらも品質の安定した純正品を使用している。
インクについて
純正インクが高く、安い互換インクは魅力的だが、以前使用していたPM-970Cに一度互換インクの黒を使ったことがあった。確か、エコリカだったと思う。
結果、インクが多めに吐出されてしまったようで、黒っぽい写真が印刷されるは、プリンタ内部に黒インクがついて用紙が汚れるはで、酷い目にあった。きっとインクの粘度に問題があったのだろう。
それからインクは純正を使うことに決めている。
用紙について
写真を印刷する際の用紙も、純正用紙を使用している。
母からポストカード作成を頼まれることが多く、よく使用するのはハガキサイズのEPSON エプソン純正写真用紙<絹目調>
この用紙の良いところは、紙厚が比較的厚めなこと(0.28mm)、絹目のしっとりとした質感は高級感があって良い、エプソン純正インクとの親和性、ハガキの切手貼り付け枠と郵便番号記入枠があること。
この条件を満たすハガキサイズの用紙は今のところない。(富士フィルムの画彩が良さそうなのだが、宛名面は印刷適正は無く、郵便番号欄もないため、郵便はがきとして使用できない)
お得な50枚入りをよく購入している。
印刷設定
写真印刷時のプロファイルは、「EPSON 写真用紙<光沢>」(プロファイル名:EP-302 Photo Paper(G))を使用。
EP-302のICCプロファイルには写真用紙絹目がなくなっており(PM-970Cではあった)、「EPSON 写真用紙<光沢>」を使っているがまったく問題なし。
プリントは、
印刷可能領域を『最大』に設定している。この設定にすると各辺の余白約3mmとなる。----------
(訂正:2010/10/20)
エプソンに問い合わせたところ、通常の設定で余白3mmで固定だった。四辺フチなしが選択できる機種は、通常でこの設定になるとのこと。余白を多く取った印刷可能領域は指定できない。
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その前に画像のサイズと解像度を調整。
Photoshopで説明すると、画像のサイズを幅140×高さ94mmの比率でトリミング、そして解像度設定で「画像の再サンプル」のチェックを外し、ドキュメントサイズを140×94mmに設定。
この時、140×94.01になる場合もあるが、印刷にはあまり影響はない。また解像度の値が端数になる場合があるが気にする必要なし。
また値が360pixel/inch以上ならそのまま、それ以下なら「画像の再サンプル」を再チェックして、解像度を360pixel/inchにしている。
これは画像の拡大をしており、画像がボヤけ気味ならアンシャープマスクを適用する。
ところでハガキサイズが148×100mmで余白が各辺3mmなら、142×94mmと設定したいところだが、ハガキ用紙を指定すると長辺は142mmまで印刷されず、画像が切れてしまうので、ぎりぎり印刷される、もしくは気にならない範囲で切れる140mmとしている。
この数値は大まかなテストによる結果で、正確な仕様は不明。
以下の画像はPhotoshop Elementsの解像度設定。
縁なしプリントは、少し大きめにインク吐出するので、余計なインク消費により
廃インクスポンジ交換時期が早まったり、
プリンタ内部のインクスポンジを汚すため、行わない。